芸術。
こんにちは!
春っぽいですがとても風が強い日です。
昨日はSARPというギャラリーに行ってきました。
中島優理さんという方の絵の個展が開かれていて,そこでギターやバイオリンやチェロの演奏,そしてダンスが行われるというので。
想像してた感じとは全く違って,とてもアバンギャルドだな!と思いました。
理解しようとすればする程,頭で考えれば考える程,解らなくなる。
演者も,黙って観ている人たちも,写真を撮っている人たちも,壁も,絵も,会場全体のあらゆる要素,そして会場そのものが極めて素晴らしくもあり,極めて滑稽にも思えた。
限りなく本物で,限りなく偽物にも見える。
嗚呼,芸術だ。
芸術。
芸術とは何だろう。
芸術はその価値を誰かが決めるべきものではない。評価などすべきものではない。
ただそれを観て,聴いて,触れた人だけが,感じるもの。主観でしかあり得ないのだ。
本物も偽物も無い代わりに,全てが本物で,全てが偽物だ。
理解されてたまるか!という芸術。
でも観てほしい,という芸術。
芸術。
人と関わらずに生きてなどいけない。