死んでいる最中
こんにちは!
ここ最近の仙台は天気が悪くて,今日も雨が降り続いています。
とても涼しいです。
9月はもう少し暖かければいいなぁ。。
生きるということはとりもなおさず死ぬということなんじゃないかなと思いました。
人は平均的に70~80年くらい生きます。
仮に80年として,
80年間生きる
とも言えるし,
80年かけて死ぬ
とも言えます。
でも,80年間同じような姿で同じように動いていたものが急にピタッと動かなくなるわけじゃなくて,80年の間に,成長して活発に動いて,やがて衰えていく。見た目も刻々と変化していくし,体の機能だって低下していきます。
そんな風に考えれば,80年かけて死ぬ,という言い方の方がしっくりくる気がします。
我々は皆,まさに死んでいる最中なのです。( ゚Д゚)
何を縁起でもないことを!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが僕はまったく逆です。
生と表裏一体の死という存在をもっともっと受け入れて,もっともっとフォーカスを当ててこそ,生というものがより輝く気がします。
僕は今まで致命的な大きな病を患ったことはなく,年齢は32歳です。そんなに若くはないけど体は自由に動きます。近しい人が頻繁に亡くなったりもしていません。
同じような人はとても多いと思います。
すると,死というものは意識的に考えない限り非常に影の薄い存在になってしまいます。そして不思議なことに,まだまだ何十年も,ずーっと生きていられるような,生というものが当たり前のような存在に感じられるのです。
もちろん,あと何十年か後には死ぬのだろうなとぼんやりと分かってはいるのですが,それがはるか遠い未来のような感覚です。
いつ死が訪れるかなんて分からないというのに!
こんなにも日々誰かが殺されているというのに!
だからもっと死というものを身近に感じて,強く意識しない限りは,生を全うできない気がします。
日本は他の外国に比べたら,死というものをなるたけ遠ざけるような風潮がありますよね。死体を直接目にする機会も少ないです。
道端で人間が普通に死んでいる国もあると聞きます。
日本人として生きているとそんな感じはちょっとぞっとしてしまいますが,でも冷静に考えれば,当たり前のことなのかもしれません。
だって死は特別じゃないから。皆に訪れるもの。生きた証としての死体がそこにある。それだけのこと。
ぼんやりと生きるのはもうやめにするのだ,自分よ!
YouTubeの関連動画にハマるのはたまの日曜日でいいじゃないか。
生きているんじゃない。死んでいる最中だ。
死を想って,今を想うのだ!
以前エホバの証人に熱弁したら,ドン引きされました。笑