CHARLIEと戦争

こんにちは!

昨日はこちらに行ってきました。

charlie

我が弟,CHARLIE(チャーリー)のファーストアルバム,「SIGNAL FIRE」のリリパ(リリースパーティー笑)です(*’▽’)

チャーリーの紹介は以前にもしました。
7月の日記
8月の日記

ライブへの招待なんて滅多にしない弟から短くてぶっきらぼうなメールが届いて,「金曜日俺のライブに来てくれないか」と書いてありました。

ぶっきらぼうだけど,「来ないか」じゃなくて「来てくれないか」という書き方だったので,行くことにしました。笑

僕のバンドのワンマンライブの時にはなんだかんだ言って必ず来てくれてたしな。

それにしても,23時スタートで,出番は朝3時てどうゆうことやねん!!

あんなわげすたづだらけの香水プンプンの空間にシラフでいくのもあれなんで,それなりに酔っぱらってから行ったのに,待ち時間長すぎてCHARLIEが始まるころには醒めてもうたがな!( ゚Д゚)

でもこの長い待ち時間の間に,弟の一番の親友,シュンヤと二人で国分町に行けたのは良かったです。

ま,世代もジャンルも違うからあんまり話がかみ合わないんだけどね。笑

弟の小中学校時代の話などもいろいろ聞けて良かったです。

年が結構離れているので,弟が小学生の時にすでに僕は大学で地元を離れてしまって,一番の成長期をほとんど見てないんです。

僕がたまに実家に帰るたびに弟はどんどん背が伸びて,いつの間にか越されちゃって,いつの間にか声も低くなって,いつの間にかごっつくなって,いつの間にかヒップホッパーになってた。

そんな弟CHARLIEのこれまでのヒップホップ人生の集大成が昨日だったわけですな!昨日ってゆうか今日だけどな!

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坊主頭にバンダナ,大きめのTシャツに短パンという,結構なジブラスタイルでしたね。笑

このヒップホップ界っていうのは,アンダーグラウンドな世界で,閉ざされているイメージがあるのだけれど,中に入ってみればその人たち同士のつながりはとても強くて熱い世界だなと思いました。

だからワンマンライブといえども全国各地からCHARLIEのリリースを祝うラッパーが集まり前座として次々にパフォーマンスをして会場を盛り上げる。そしてCHARLIEのステージ中もフィーチャリングでいろんなゲストが登場しライブを盛り上げる,といった感じでした。

繋がった同志たちがみんなで協力して作り上げている感じ。

かといって歌っているリリックに耳を傾けて聴いてみれば,その内容は単に大衆に向けられたものではなく,特定の一人に向けていることが多いんじゃないかなと思いました。家族の誰かだったり,亡くなった友人だったり,故郷だったり。

その中の一曲が兄である僕に向けられたものでした。普段頻繁に連絡を取り合うような関係では決してないけれど,そのリリックを書いてる間やその歌を歌ってる数分間は少なくとも僕と向き合ってくれているということでしょうから,それは単純に嬉しいことです。歌詞でお前お前言い過ぎだけどな( ゚Д゚)!!コノヤロ!!

本人に許可とってないので期間限定でその曲をアップしちゃいます♪

CHARLIE – Dear my Bro

これからもレペゼン新庄で頑張ってくれ!!

それにしてもあのだだっ広いMACANAの会場を一杯にすることができるなんて本当に尊敬レベルだ。

あんなとんでもない時間なのに山形からもたくさんの友達が来てたなぁ。

友達が多いのは素晴らしいことです。

そしてなんとなくヒップホップ用語もたくさん覚えちゃったぜ。リリパだのマイメンだのレペゼンだの食らった!!だのビガリスペクトだの。笑

CHARLIE&CHARLIEの師匠TERRY
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それにしても昨日の会場は出演者もたくさんのお客さんも楽しそうで,幸せそうで,皆笑ってた。

そしたら急にこないだのパリのテロ事件のことを想った。

きっとこんな感じで皆が思い思いに楽しんでいる中,幸せに満ちている中,若者たちが不意に後ろから撃たれたんだよな。

痛かったろうに。怖かったろうに。

なんなんだろうね本当に。

テロ行為なんて,戦争でも何でもないよなぁ。

昔の戦争の方が,よっぽど健全だ。

健全,ていう言葉はきっと不適切だろうけど。

きっちり敵味方に分かれ,戦う。

そして兵士の中の大勢は,本当は殺し合いなんてしたくないし,痛いのは嫌だし,自分が死ぬのも怖いし,止めにしたい,帰りたいと思っていたに違いない。

正常だ。健全だ。戦争そのものが,そのどちらでもないという前提においては。

人はもともと,健全に,対等に戦うこと,競い合うことは好きなんだと思う。

その証拠にゲームの世界では格闘ゲームや戦争のゲームは大人気だし,おもちゃの銃を手に戦いあうサバイバルゲームも流行している。

スポーツだって本気で勝ち負けを競い合っている。時には人生をかけて。

オリンピックなんていうのは考えようによっては最も健全な世界大戦じゃないか。

テロ実行犯の一番怖いところ,嫌なところは自分の命が惜しくないところだ。すぐに自爆したりなんかする。最悪だ。

と,思っていたんだけど,ちゃっかり逃亡しているやつもいるではないか!

逃げるってことはやっぱり自分が死ぬことを恐れているじゃないか!

なんだよ本当に。